今回、「Business Port」業務アプリケーションの第1弾として、「Microsoft Office Outlook 2007」のメールやスケジュール機能などを統合し、PCとau(KDDI)携帯電話のどちらからも利用できるビジネスコミュニケーションウェア「KDDI Business Outlook」を08年3月から提供する。
「KDDI Business Outlook」は、パートナー各社が提供するアプリケーションを連携するための中核となるビジネスコミュニケーションウェアで、もっとも汎用性の高い業務アプリケーションと位置づけ、KDDIがサービスを提供する。基本ディスク容量は1ドメイン1.4GBで、価格は1IDにつき月額980円。容量の追加は100MBが500円。
このほか、「Business Port」を促進するため、パートナー各社のSaaS型サービスの提供を支援するプログラム「Business Port Support Program」を12月から開始する。同プログラムは、サービス提供のための専用設備をKDDIが用意し、その費用を一部負担することで、パートナー各社の初期投資や運用コスト面のリスクを最小限に抑制。さらに、KDDIとマイクロソフトの共同マーケティングにより幅広い支援を行うことで、単独参入に比べ有利な条件で新しいSaaS型サービスを開始できる。