日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾代表取締役社長執行役員)と菱洋エレクトロ(島田義久社長)は11月13日、POSシステムのFeliCa対応ソリューションで協業した。これに伴い、日本HPの「HP IC-Chip Access Server for FeliCa」と菱洋エレクトロの.NETアーキテクチャーによるネットワークPOSアプリケーション「R/POS」のインターフェイスを、シームレスに連動させる。

 同ソリューションによって、これまで電子マネー対応の本格的なPOSシステム導入が難しかった中小中堅規模のチェーンストアやスーパー、ショッピングセンター、小売店、地域の商店街などでも、比較的容易にPOSやFeliCa対応サービスが導入できる。

 両社は「HP IC-Chip Access Server for FeliCa」「R/POS」2つのインタフェイスを共同で開発し、インテグレーションを行う。開発結果は11月下旬に日本HP本社市ヶ谷事業所内のデモンストレーション施設で公開する。また、「HP IC-Chip Access Server for FeliCa」を使った決済サービスを行うASP事業者を共同で開拓。同時に、菱洋エレクトロはネットワーク型POSアプリケーションを利用して小売店向けにPOSアプリケーションを提供するASP事業者を集め、共同のセミナーも行う。

 POSとFeliCa対応ソリューションをシームレスに連携させてネットワーク提供することで、アプリケーションやデータの一括管理・運用が可能になり、メンテナンス、フィールドサポートのコストダウンを実現できる。また、店舗側に重要なデータを置かないことで、高セキュリティ化と店舗機器のコストダウンを実現。レジ操作の簡易化とレジ時間の短縮による接客品質の向上、電子マネー導入による顧客へのサービス向上、システム全体の低コスト化による企業収益が向上する、などのメリットがある。