北都システム(大庭浩司社長)は11月13日、ディーディーエル(出村孝彦代表取締役)が開発した、携帯電話のリュースから生まれた名刺サイズの超小型ボードPC「DVIEW(ディビュウ)」を発売した。

 「DVIEW」は、小型液晶とCPU、グラフィックプロセッサが一体になったボードPC。1台でプログラムの実行と液晶画面への表示ができる。

 使用済み携帯電話をリサイクルした液晶を利用しているため、これまでにない低価格を実現。リサイクル元は全て国内メーカーのものなので、高品質でほとんど劣化がないという。なお、使用済み廃棄携帯電話は年間600万台が回収されており、同社は廃棄携帯電話の有効利用に貢献したいとしている。

 液晶は320×240ドット(QVGA)表示可能な2.2型LCDを採用し、テレビへの同時出力や、LCDとテレビ別々の表示のなども可能。MP3、MIDIやADPCMなどの音声出力を標準装備し、CMOSカメラ、UARTやSDカードなどのデバイスと接続することもできる。

 同社は小型液晶ディスプレイとは違い双方向の通信も行えるため、「DVIEW」をクライアントPCとして、サーバー/クライアントシステムとして使い、部屋の温度・湿度・照明の一括管理や監視カメラの映像表示、商品のPOPと小型画面を組み合わせ、動画を配信することもできる。省電力設計を採用しており、乾電池でも動作する。

 「DVIEW」はアプリケーションやソリューションとセットで販売するため、価格はオープン。北都システムは、携帯電話で培った組み込み技術やソリューションノウハウを合わせ、省スペースなクライアント/サーバーシステムなど、幅広いサービスを提供する予定。