NEC(矢野薫社長)と日本ファイリング(田嶋譲太郎社長)は11月27日、国内で初めて図書自動返却・仕分けシステムを共同で開発したと発表した。11月29日に開館予定のさいたま市立中央図書館に納入。新システムは図書館の新規開館に合わせて稼動を開始する。

 図書自動返却・仕分システムは、利用者が図書の返却手続きを行うことができ、返却後の図書の仕分け作業も自動化したシステム。本システムの導入で、図書の返却手続きと返却後の仕分け作業のほとんどを無人で行えるようになり、同時に導入する自動貸出システムと合わせて、窓口業務の大幅な効率化を実現できる。また、利用者の待ち時間の短縮やプライバシーへの配慮、返却処理漏れの防止による不明資料の削減など、図書館サービスの総合的な改善に貢献する。

 システムの開発にあたっては、装置の開発・製造を日本ファイリングが担当し、ソフトウェアの開発とシステムインテグレーションをNECが担当。NECの図書館システム・パッケージソフト「LiCS-Web(リックス・ウェブ)」と、今回共同開発した自動返却仕分装置を組み合わせた。なお、自動返却仕分装置は図書館システムとの汎用的な連携インターフェースを備えており、「LiCS-Web」以外の図書館システムとも容易に連携できる。