GMGカラーテクノロジーズ(GMG-CT社、大石隆広社長)とJGS(里見和彦社長)は11月26日、音声や動画まで読み込める次世代暗号化コード「カラーID」を商品化すると発表した。

 「カラーID」は、GSが特許を持つカラーコードと、GMG-CT社のカラーテクノロジーによって実現した次世代暗号化コード。音声や動画などの情報を「色組成」で識別するカラーIDに変換し、マイクロドット化した「色」のマトリックスを作製。マトリックスの配列・組み合わせによってデータを構成して、情報を収納する。カラーコード出力には、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の大判プリンタ「Z2100」を使用する。

 従来のQRコードなどと比べて大量のデータを収納可能で、通信機器を用いることなく、画像や音声、動画データをカラーIDから取得できる。携帯電話などの情報端末でも、従来のバーコードやQRコードのようにサーバーにアクセすることなく、情報の提供が可能。色を使うことによりデザイン性を損なわないほか、印刷やプリンタで出力できるためコストも抑えられる。

 カラーIDを画像や写真に組み込むことで個人情報を保護したり、動画や音声と組み合わせることで娯楽の高度化や簡便化も可能になる。また、データ圧縮による保管料の削減も図れるため、GMG-CT社とJGSでは、有価証券や各種認証カードなどセキュリティが重視される市場や、免許証・パスポート・クレジットカードなど個人情報を扱う市場、公共分野での利用のほか、アーカイブス関連やエンターテイメント関連、事業用印刷物をはじめとするデータの簡素化が求められる市場など、あらゆる産業・業態での利用を見込んでいる。