コンピュータソフトウェア協会(CSAJ、会長=和田成史・オービックビジネスコンサルタント社長)が今年4月に立ち上げたSaaS研究会(主査=木下仁・アールワークス社長)は、「SaaS(Software as a Service)ビジネスモデルの実証実験」に参加するITベンダーのサービスを無償で利用できる「モニター」の公募を開始した。

 サービスの提供方法は、NTT東日本の「フレッツ(IPv6)」環境に対応するタイプと、すべてのインターネット環境でオープンに利用できるタイプの2形態。前者は11月19日から、後者も12月3日から順次開始した。利用できるサービスは当初18社の財務会計やグループウェア、帳票出力製品など。

 同研究会は、Webアプリケーションだけでなく、クライアント/サーバー型のソフトでも稼働する「SaaS基盤」を構築。CSAJに加盟する会員ベンダーのソフトやサービスがSaaS環境でどう動き、実際のビジネスになるかどうかをテストする。無償利用できる「モニター」からは、SaaS環境でアプリケーションを利用した場合の業務効率化や負荷測定、課題の発掘、価格感などの把握に関する声を収集し、「日本型のSaaSビジネスモデル」を模索する。