日立情報システムズ(原巖執行役社長)は1月23日、電話の公衆回線から通話を直接録音できるASPサービス「RecMate(レックメイト)」のIP電話対応版を発売した。価格は、データ管理サーバー使用料と通話録音装置1台レンタルのセットの場合、基本使用料が月額18万円から。

 「RecMate」は、電話の公衆回線から通話音声を直接録音・保管し、PCのウェブブラウザで検索・再生できるASPサービス。発着信した全通話を小型の通話録音装置が自動で録音し、音声データをサーバーで一元管理できるため、顧客との通話内容確認や内部統制強化の一環として活用することができる。今回のIP電話対応版によって、アナログ電話、IP電話双方の通話録音が可能となり、コンプライアンス強化を図る企業の通話録音をトータルにサポートできるようになった。

 IP電話(SIP電話端末)は、通話録音装置1台につき22台まで接続が可能で、通話録音装置を追加することで、電話の増加や録音対象拠点の拡大にも柔軟に対応する。また、データ管理サーバーには、初期契約で約30万件分(1通話3分で算出)の大量通話データを保存可能なため、運用管理に手間をかけずに利用できる。

 同社では、今後「RecMate」を金融機関、顧客窓口を必要とする流通業・公共機関などに向けて拡販し、年間20億円の売り上げを目指す。