昨年9月に開設したマイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)の四国支店が順調に成長している。2007年末の時点で、四国地域によるボリュームライセンスの売上高が前年同期比15-16%増を達成。地域密着型をアピールした支店開設の効果が、早くも出ているようだ。

 四国地域の認定パートナーは、前年に比べて20%増えたという。楠瀬博文・西日本ビジネス本部四国支店長は、「定期的に顔を合わせることで、コミュニケーションが活発になったことがパートナーシップを築けた要因」としている。地方ビジネスは、地域密着型で展開するのが成長を促すカギといわれている。

 支店開設前は、中四国支店(現・中国支店)が四国のビジネスを担当していたが、「四国支店の開設前は、広島から四国に出向いて販売代理店やユーザー企業を回っていたため、地域密着型と呼べなかったのは否めない。地場に拠点を置いたことで、いつでも対応できるようになり、それが信頼につながったのではないか」と分析している。

 四国支店のオフィスは高松駅前にある「高松シンボルタワー」内。「支店では、当社製品で実現できるソリューションの展示などショールーム的な役割も果たしており、駅前という立地条件の良さが功を奏している」という。販売代理店や顧客企業の来社を増やすため、今後は「Vista」をテーマとしたセミナーの定期的な開催を予定するなど「これまで以上に積極的なアプローチをかけていく」としている。

 また、ITベンチャーや中小企業への支援強化を図るために香川県との連携で「マイクロソフトITベンチャー支援プログラム」を実施。四国IT産業の活性化にもつなげている。