ソフト開発を手がけるイスラエルのITベンチャー、アルゴリスミックセキュリティ(ユーバル・バーロン社長兼最高経営責任者)は、「J─SOX法」適用開始を見越し、日本市場でファイアウォール(FW)管理ソフト「AlgoSec Firewall Analyzer」の拡販を本格化する。

 すでに昨年10月、日本市場での販売代理店として初めてSRA子会社のクレディストと契約を結び営業基盤を整備したが、今後はクレディスト以外にも数社の代理店と契約を結び販売網を広げる。クレディストは、日本市場の中核的代理店としてテクニカルサポートやマニュアルなどを日本語化している最中で、4月から本格的に営業活動を開始する。顧客からの需要次第で、ハードと組み合わせたアプライアンスを独自開発し、発売していく計画だ。

 アルゴリスミックセキュリティは2003年に設立され、04年に「AlgoSec Firewall Analyzer」を自社開発し発売した。米国を中心に世界約20か国で営業活動を展開。約200社に納入した実績があるという。FWが設定通りに運用されているか、管理者以外のスタッフが設定を変更していないかなどを管理・把握するソフトで、シスコシステムズとチェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ、ジュニパーネットワークス製のFWに対応する。「『SOX法』に順守する際に情報システムの信頼性を示すために必要になる」とバーロンCEOは説明。「J─SOX法」適用開始が拡販につながると判断し、日本市場での営業活動を強化する。