イーパーセル(北野譲治社長)は、大容量データをインターネットを通じて送受信可能なアプリケーションサービス「e・パーセル」の間接販売を新たに始める。従来は直販だけで営業していたが、広く顧客にアプローチするには代理店経由の販売も必要と判断。SIerやパッケージソフトベンダーが、同サービスを販売する仕組みを確立したい考えだ。

 「e・パーセル」は、期間利用形式のアプリケーションサービス。CADデータや動画ファイルなどの大容量データをインターネットを通じて即時に送受信できる。メールソフトでは多大な時間がかかるデータを短時間で送受信できる。ネットワークは公衆回線であるインターネットを使うが、9つの特許技術でセキュリティも確保した。CADや出版物データ、動画などの大容量データをやりとりする企業が主な顧客で、4200-4300社が利用しているという。

 代理販売を手がけるパートナーとして、ASPやSaaS型のサービスに強いSIerや、CADソフト販社などを想定。「e・パーセル」をサービスメニューの1つとして組み込んで販売する間接販売体制の構築に動き出し、「すでに6-7社と交渉を開始した」(北野社長)。代理店となるパートナー数は上限を設けず広く募集する。最低販売額などのコミットメント(必達目標)は設けない。

 また、ソフトの再販だけでなくOEM供給も検討を始めた。CADなどのパッケージソフトにサービスの機能を組み込んでもらい、ソフトが売れればサービスも売れる仕組みを作りたい考えで、ソフトメーカーとのアライアンスも進める。対象のパッケージは、CADや会計ソフトメーカーなどを想定。「財務情報データをグループ企業間で安全な環境で送受信したいと思っているユーザーは多いはず」と北野社長はみている。