調査会社インフォトレンズ(前里慶一社長)によると、中国のオフィス向けプリンタ市場規模は、北京オリンピック開催年の今年をピークに成長率が鈍化するとみられる。

 2007年のプリンタ販売台数は、前年比8.1%と増加した。しかし、2008-2012年は、販売台数の年平均成長率「CAGR(Compound Annual Growth Rate)」が6.0%と予測する。政府が消費者物価指数の上昇抑制を開始したため、成長率に影響が出るという。

 07年はオフィスにおけるMFP(プリンタベースの複合機)の需要が急速に高まり、販売台数が大きく増加した。金融関連の窓口業務の営業拠点が増加したことで、水平給紙式ドットプリンタ市場の伸びも目立った。

 07年の販売金額は、対前年比6.9%伸び、初めて100億元(約1500億円)を超えて106億500万元(約1600億円)になった。

 今後は、北京オリンピック開催の08年をピークに、09年以降販売台数の成長率は鈍化するが、市場拡大そのものは継続し、12年には1132万3000台の規模に達する。一方、販売金額は、製品の価格低下傾向が続くことで、11年以降マイナス成長に陥り、2007-2012年間のCAGRは0.3%になるとしている。