Mozilla Japan(瀧田佐登子代表理事)は、インターネットブラウザ最新版「Firefox 3」の配布を6月18日に始めた。配布開始から24時間で世界で800万余りのダウンロード回数を記録。24時間で最も多くダウンロードされたソフトとしてギネス世界記録の認定を申請する。ダウンロード開始から5日余りで累計1600万件(うち国内は約90万件)に増えており、Firefoxの人気の高さを示している。

 Firefoxシリーズは、競合ソフトの「Internet Explorer 7(IE7)」に比べて動作が速いのが売りだ。ブラウザ上で実行する簡易プログラムの処理速度では9.3倍、Googleメールの読み込み速度では6.8倍速い。旧バージョンのFirefoxに比べても2-3倍高速化した。メモリの使用量もIE7に比べて半分ほどに抑えた。

 ブラウザの世界シェアは約20%まで拡大し、国内でも前年比で数ポイント上昇し「12%近くまで到達した」(瀧田代表理事)と堅調だ。Firefoxはオープンソースソフト(OSS)で、世界中の技術者が開発に参加。シェアで勝るIEと対抗する勢力になることでブラウザ技術のオープン性、中立性の保持を狙うつもりだ。