コンシューマを加速、海外展開も

 マイクロソフトは、コンシューマ&オンライン事業部を7月1日付で設置する。EMIミュージック・ジャパンの代表取締役社長兼CEOである堂山昌司氏が同日付でマイクロソフト入りし、代表執行役副社長として、この事業部を担当することになる。

 マイクロソフトの樋口泰行社長は、「すばらしい人に、マイクロソフトに来ていただけることになり、日本国内におけるコンシューマ事業を加速する体制が整うことになる」と述べて堂山氏を歓迎した。

 コンテンツビジネスに精通している堂山氏を迎え入れることで、Liveプラットフォームによるコンシューマ向けオンラインビジネスが加速することになりそうだ。

 また、同事業部のマーケティング担当として、MSNのオンラインサービス事業部を率いていた笹本裕執行役常務が就任したほか、堺和夫執行役常務が率いていたデジタルエンターテイメントパートナー統括本部の機能も、同事業部に吸収し一本化する。

 コンシューマ&オンライン事業部は、今年4月に米本社内に新設されたコンシューマ&オンライン・インターナショナル(COI)と連動する組織であり、COIのトップには、今年3月まで日本法人社長を務めたダレン・ヒューストン氏が就任。日本法人のほか、全世界22か国で、同様にCOIと連動する組織が誕生している。

 さらに、眞柄泰利執行役専務が、ヒューストン氏が率いるCOIのもとで活動を開始。欧州やアジアの現地法人において、日本におけるコンシューマ事業の取り組み事例を紹介し、ハードメーカー、ソフトメーカー、周辺機器メーカーなどのほか、放送局まで取り込んだ日本のWDLC(Windows Digital Lifestyle Consortium)の手法を、海外展開していくことになる。

 眞柄執行役専務は、「日本のWDLCの活動が、世界各国の現地法人から強い関心事となっている。とくに放送局を交えた活動に注目が集まっている。海外においては、Live戦略を強力に推進するための役割を担うことになる」としている。