NEC(矢野薫社長)とマイクロストラテジー・ジャパン(久保田恭弘代表取締役)は7月18日、BI(ビジネスインテリジェンス)領域で販売協業すると発表した。マイクロストラテジーのビジネスインテリジェンスソフト「MicroStrategy 8」を国内で初めてNECが販売する。

 これによりNECは、BI領域の製品ラインアップを拡充。同社の持つBIシステム構築のノウハウを用いて、「MicroStrategy 8」と親和性の高いNetezza(ネティーザ)社のデータウェアハウス・アプライアンス製品「Netezza Performance Server」と同製品を連携する。大容量明細データを高速・多角的に分析するBI/DWHソリューションを提供できることになる。一方、マイクロストラテジー・ジャパンは、NECの幅広い顧客基盤と信頼性の高いSI技術力を生かし、さらなる事業拡大を図る。

 両社は、共同セミナーの開催や展示会での協力をはじめ、マーケティングや販売推進活動を共同で実施するほか、「MicroStrategy 8」に関する問い合わせへの対応や、バージョンアップ情報の提供、保守作業時の調査・対応情報の提供などにも共同で取り組む。

 「MicroStrategy 8」は、統一アーキテクチャの上に構築され、分析やレポートなどの5つの機能がシームレスに統合されたBIソフト。企業レベルでのBIアプリケーションの構築と管理を実現し、企業が持つ大量のデータを予測分析にまで広げることで、全社員が社内の課題や問題を共有し、意思決定に活用することができる。また、メタデータの一元管理によってデータの一貫性を保障するとともに、データのアクセス範囲や加工権限を制限することで、安全な分析環境を提供する。税別価格は500万円から。NECでは、製造業・小売業・通信業・金融業などを対象に、今後3年間で60セットの販売を目指す。