協和発酵工業(協和発酵、松田譲社長)は9月16日、今後実施する臨床試験(治験)の業務効率化のため、NTTデータ(山下徹社長)の臨床試験電子化ソリューション「DATATRAK eClinical」を採用すると発表した。11月から開始する治験において活用する予定。

 「DATATRAK eClinical」は、医療機関などからの治験データを電子的に収集・管理するEDC(Electronic Data Capture)製品。ASPサービスとして提供することで、短期間での導入および治験への利用開始が可能。また、従来のEDC製品とは異なり、単一プラットフォーム上に治験業務に必要な多数の機能が統合されているため、シームレスな使い勝手とリアルタイムでのデータ活用を実現する。

 協和発酵では、新薬開発プロセスをより加速させるため、ITを活用した治験業務の効率化・スピードアップを目的に、EDCシステムの導入を決定。複数のEDC製品の中でも、高い操作性と、システムセットアップを簡便かつ継続して行うことができるノウハウ共有ツールをもち、安定的なシステム稼働を行っている「DATATRAK eClinical」と、NTTデータの提供するサービスを評価した。

 今回の採用を機に、協和発酵では必要に応じて「DATATRAK eClinical」を活用した治験データの収集・管理業務を行っていく予定。また、NTTデータは「DATATRAK eClinical」の導入コンサルティング・製品トレーニング、構築・運用サービスの提供および国内問い合わせ窓口対応により、協和発酵をサポートしていく。