NEC(矢野薫社長)と国内通販事業最大手の千趣会(行待裕弘社長)は通販業界向けソリューション事業で協業、SaaS型通販業務システムの提供を開始する。両社は通販事業に新たに参入する企業や通販事業の成長に伴いシステム強化を望む企業を中心に拡販し、利用料金は月額10万円から。

 今後3年間で150社への販売を目指す。両社は合わせて70名の営業・SE体制を敷き、共同で営業活動・サービス内容の強化・プロモーションなどを行っていくとしている。

 両社は協業の第一弾として、通販業務の主要機能である受注/発送管理・購買履歴管理・コンタクトセンターなどを実現するSaaS型システム「BELLE Direct GAIA(ベル ダイレクト ガイア)」を商品化した。また、NECは受注・入金・発送の一元管理・プロモーション管理・顧客情報管理・データ分析など、通販業務ノウハウを盛り込んだ、千趣会のパッケージソフト「Direct(ダイレクト)シリーズ」を用いた通販ソリューションの販売も開始する。

 「ベル ダイレクト ガイア」は、「ダイレクトシリーズ」と、NECのサービスプラットフォーム(基盤)を連携させ、提供する。最短3週間で導入でき、自社内で同規模のシステム構築・運用した場合と比べ、導入コストを約30%削減することが可能。さらに、顧客データはNECのデータセンターで管理されるため、安全な業務運用が実現できる。