ネオジャパン(齋藤晶議社長)は10月7日、大規模向けグループウェアの新版「desknet's Enterprise Edition Version7」の提供を開始した。「グループウェアでは業界初」(齋藤社長)という世界標準技術の「ガジェット」や「ブログパーツ」を採用。社内に点在する会計、ワークフローなどのシステムをパーツ化してグループウェア内に表示できる。通常、グループウェア内に社内情報を集約するためには、ポータル製品を別途購入したり、新たな開発を伴う。だが、同製品を導入すればその必要がない。初年度2億円の売り上げを目指す。同V7は、世界標準となった技術を採用し、これまでシステム的に情報集約が難しかった社内情報を簡単に取り込めるようにした。

 グループウェア内は「全社共通」「部署または各種グループ」「個人」にタブで区分けでき、iGoogleのガジェットやYahoo!のブログパーツなどのコンテンツを個人で追加できる。齋藤社長は「社内システムは、JavaやPHP、Rubyなどのさまざまな言語で構築されている。これを集約するのは容易ではない」と判断、3年ほど前から開発に着手していたという。

 大企業や官公庁、自治体の多くには、拡張性の高いEIP(企業情報ポータル)が普及している。しかし、EIPは高価で専門知識も必要なためグループウェアを拡張した製品が登場。だが、これも拡張に伴う開発に技術力が必要で普及は一部に限られている。

 中村仁・プロダクトマーケティング部長は「こうした課題を解決するためWeb2.0技術を採用。簡単にSOA(サービス指向アーキテクチャ)環境を構築できるようにした」と話している。