日本SGI(佐藤年成社長)と東京慈恵会医科大学(慈恵医大)高次元医用画像工学研究所の鈴木直樹教授のチームは、人体モデルパッケージの最新版「Virtual Anatomia(バーチャルアナトミア)Ver.1.5」を発売すると発表した。

 「Virtual Anatomia」は、最新の医用画像技術を駆使した四次元人体モデルソフト。最新版では、新たに170の定量的な骨格筋モデルデータを加え、合計約600のパーツで全身の構造を構築。また、Windows Vistaおよび最新のグラフィックスチップに対応し、高性能な表示を実現している。

 今回追加した骨格筋モデルデータによって、これまでデータとして利用が難しかった各筋肉の三次元形状や体積、周囲の筋肉群との立体的関係などを自由に扱うことが可能となった。これにより、運動器系に注目した研究や介護、ヘルスケア領域の研究開発など、従来よりも幅広い分野における応用の可能性が広がった。

 日本SGIでは、著作権管理やビューアの開発などの技術支援と販売を担当しているが、今後、さらに先進の可視化技術を生かし、人体モデルデータをより有効に活用するための機能の開発とマーケティングを共同で展開していく。税別価格は135万7000円。アカデミック向けには95万円で販売する。