ソフォス(アラン・ブロデリック社長)が製品アップデートについて明らかにした。08年10月には同社の提供している統合脅威管理ソリューション「Endpoint Security and Control」のなかのアプリケーションコントロールの管理対象に仮想化アプリケーションを追加したことで、事前の仮想化アプリケーションのセキュリティ対策を実現した。
ソフォスは現在セキュリティソリューション「Sophos Security and Control Solution」というブランドで、統合脅威管理製品の「Endpoint Security and Control」、ネットワーク検疫の「NAC Advanced」、メールセキュリティソリューションの「Email Security and Control」の3カテゴリのソリューションを提供している。
現在提供している「Endpoint Security and Control(ESC)8」は、アンチウイルス対策の「Sophos Anti─Virus」、パーソナルファイアウォール「同Client Firewall」、ネットワーク検疫の簡易版「同NAC」、各クライアントにインストールされたアンチウイルスを一元管理する「同Enterprise Console」、シグネチャの自動アップデートツール「EMLibrary」を一つにまとめたものだ。ESCの特徴は、Windows、Mac、Linuxといったマルチプラットフォーム環境に対応したセキュリティを提供していること。また、シングルエージェントによる一元管理が可能となっていることだ。
直近のアップデートでは「NAC Advanced」において、09年2月にNACで提供するエンドユーザーのメッセージを日本語化する。そのほか、メールゲートウェイ向けの総合メッセージセキュリティソリューション「Email Security and Control」で提供しているアプライアンス製品である「ES1000」「同4000」のクラスタリング対応も行っている。