クレオ(土屋淳一社長)の基幹業務パッケージ「ZeeM」が好調だ。今年は、パートナー網の整備やプロモーション強化を重点的に行ったところ、販売開始からの累計導入企業数が今年10月で250社を超えた。また、下期についてはOEM供給、アウトソーシング事業者など長期顧客の大型商談の獲得によるストックビジネスの拡大を見込む。今後、さらなる伸びが期待される。

 今期は以前より品質管理や開発投資コスト管理の徹底、ラインアップ拡充などさまざまな施策を打った結果、ライセンス販売が堅調に推移した。

 今年はパートナー網整備によるパートナー経由での販売が増加し、1社あたりの金額は減ったものの、導入社数は過去最高の250社となった。土屋社長は「競合製品との兼ね合いもあり、導入金額が下がるのはやむを得なかった。また、途中から景気が悪化したのも要因となって、予想よりは若干下回ったが、施策の成果に手ごたえを感じている」と評価した。

 下期については、ZeeMのOEM供給、アウトソーサーへの導入など、長期にわたる大型商談を獲得。また、マスターテンプレートにより、低価格で短期間に導入できる中小企業向けパッケージ「スリムパック」を10月から販売開始した。

 「アウトソーサーがZeeMを使ったサービスを行うことにより、保守などでロイヤリティが入ってくる。今後は、こうしたストックビジネスの比率も高めたい」としている。