暗号ソフト開発・販売の日本PGP(北原真之代表取締役)は、Mac関連ソフトの販売に強いアクト・ツー(加藤幹也代表取締役)と販売代理店契約を結んだ。アクト・ツーは日本PGPが持つPCのハードディスク(HDD)暗号化ソフト「PGP Whole Disk Encryption」を中心に販売活動を12月中旬開始。法人と個人の両市場で販売活動を展開し、発売から1年間で1万ライセンスの販売を狙う。
アクト・ツーが販売を始めたのは、9月に日本PGPがリリースした「PGP Whole Disk Encryption」の最新版で、同バージョンで初めてMacに対応した。MacとWindowsの両OSで利用可能な点と高速暗号処理、USBメモリなどの外部メディアの暗号化機能も標準搭載していることなどが特徴。セキュアで使い勝手のよい公開鍵暗号方式を採用する。各PCにインストールするソフトを一元管理するオプションツールも用意している。