NTTコムウェア(杉本迪雄社長)は1月29日、RFIDを利用した入退室管理システム(RFID入退室管理システム)を全社展開すると発表した。

 同社では従来、社員証などでビル入館時、オフィス入退室時に認証を行い、入退室を管理してきたが、入室資格を一元管理し、スムーズでより精度の高い入退室記録を残すことを目的に、RFID入退室管理システムの全社導入を決定した。これにより、オフィス入退室における利便性向上とセキュリティ強化、および入退室管理業務の省力化を図る。

 RFID入退室管理システムの特徴は、セミアクティブタグの採用によりハンズフリー認証と入退室記録の自動収集を実現。遠隔地など複数拠点にまたがる入退室管理でも、カード発行や入室資格、入退室履歴を一元管理することで少人数による集中管理を可能としている。また、RFIDシステム開発のノウハウを入退室管理システムに適用し、RFIDによる大量データのフィルタリングや効率的な履歴データの管理、複数拠点に配置された設備の集中監視を行うことができる。

 同システムは、1月に首都圏2拠点で社員、パートナー、来訪者など3000ユーザーから導入を開始し、最終的に、2010年度にはグループ会社を含む全国22拠点3万ユーザーに展開する予定。今後は、同システムと動線管理や勤務管理、福利厚生サービスなどを組み合わせたトータルソリューションサービスの提供を目指す。