大塚商会(大塚裕司社長)が2月3日に発表した2008年度(08年12月期)の連結決算(1~12月)は、昨秋からの景気後退の影響を受け、営業利益が前年同期比9.9%減の270億8900万円となった。オフィスサプライ通販事業「たのめーる」などサービス・サポート事業は順調に成長し同6.1%伸びたものの、カラー複写機やサーバーなどの販売を含めたシステムインテグレーション事業が同4.7%減った。

 連結売上高は同0.5%減の4671億5400万円、経常利益が同9.5%減の276億2800万円、当期純利益が同23.8%減の143億7100万円の減収減益となった。大塚社長は「(期初の)公表予算も未達で前年度割れ、大変申し訳ない」と陳謝。08年9月の「リーマン・ショック」以降に企業のIT投資が「先送り」「抑制」と鈍り、顧客1社当たりの売上高が96万6000円となり前年度の116万4000円に比べ大幅に下落したことなどが収益ベースに影響した。

 09年度(09年12月期)は、新規ビジネスとして「LED照明」の販売や持分法適用関連会社となったライオン事務器と連携したオフィス提案などを開始。ただ、SI事業は依然として現在の景気に左右されることを見越し、同事業が前年度比で約281億円の減収を見込むなど、全体で減収減益となる売上高4470億円(前年度比4.3%減)、営業利益185億円(同31.2%減)と厳しい予想をしている。大塚社長は「全体として3年巻き戻した感じ。ただ、2011年には回復基調に向かう」と、2011年度(2011年12月期)に07年度の水準まで戻すと語った。