OKI(篠塚勝正社長兼CEO)は、ビデオ会議システム「Visual Nexus(ビジュアルネクサス)」でHD(ハイ・ディフィニション)対応製品を2009年2月に発売し、事業強化を図った。高画質に加え、他社製品より導入費が2分の1程度で済むことをアピール。出荷は今年4月からを予定しており、出荷開始後の1年間で3000拠点への導入を狙っている。既存PBX販社を通じて、企業に売り込む。

 新システム「Visual Nexus ver4.0 HD」は、HD対応にしたことでビデオ会議の映像解像度を大幅に向上させた。ユーザー企業は、違和感なく会議を進めることができるとしている。

 販売価格は、最小構成で5拠点導入につき387万円に設定した。国内ビデオ会議市場は、全国に拠点を持つ企業が全社会議に集約するための交通費削減に向けて導入するニーズが高まっていることも追い風となる。ただ、課題はHD対応の高画質なシステムが高価格であることだ。OKIでは、この状況を踏まえて低価格モデルを市場投入し、事業拡大に踏み切った。(佐相彰彦)