日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は2月23日、Webサイト閲覧時のセキュリティリスク低減と運用管理者の負荷軽減を低コストで実現するSaaS型サービス「Webセキュリティon-Demand」を3月1日から提供開始すると発表した。

 日立情報では、高品質なセキュリティ対策をSaaS型で提供するサービス「SHIELDeXpressセキュリティオンデマンド」を08年2月に開始し、第1弾として、メールに関する脅威からユーザーを守る「メールセキュリティon-Demand」を提供している。今回の「Webセキュリティon-Demand」は、この第2弾となる。

 「Webセキュリティon-Demand」では、米シマンテックのSaaS部門であるメッセージラボの高精度なアンチウイルス・アンチスパイウェア、URLフィルタリングの機能を日立情報が新たに開設した専用センターに設置し、オンデマンド方式のSaaS型サービスとして提供する。独自開発した人工知能をベースとした3段階の複合スキャンシステムにより、未知のウイルスやスパイウェアも検知してブロックすることができ、Webサイト閲覧によるウイルス感染などのリスクを低減する。

 また、SaaS型サービスで提供することで、導入時にも大掛かりな構築作業が不要となり、短期間、低コストでサービスを開始できる。さらに、機器のメンテナンス作業やウイルス定義の更新など、日々進化する煩雑なセキュリティ対策にかかる運用負荷とコストを削減できる。

 価格は、初期費用が10万5000円。月額利用料は「アンチウイルス・アンチスパイウェア」、「URLフィルタリング」のいずれか1サービスを利用する場合、100ユーザーで4万950円、1000ユーザーで25万2000円。2サービスを利用する場合、100ユーザーで6万900円、1000ユーザーで36万7500円。

 今後、同社では、「SHIELDeXpress セキュリティオンデマンド」のメニューをさらに拡充し、セキュリティ対策の運用工数とコスト軽減を図る企業に拡販していく方針で、10年度までに500社、10億円の売り上げを目指す。