ワンビ(加藤貴社長)は2月24日、盗難・紛失したパソコンのデータを遠隔から消去できる「トラストデリート2.0」のインテル vPro. テクノロジー対応を完了し、6月に製品化すると発表した。

 「トラストデリート2.0」は、パソコンが盗難・紛失した際に、ハードディスク内のデータを遠隔操作で消去することができるソフトウェア。しかし、同製品が稼働するためにはパソコンの電源がONであり、Windowsが起動している必要があった。

 一方、インテル vPro. テクノロジーは、ネットワーク経由で、離れた場所にあるパソコンの電源をONにしたり、OSを起動したり、特定のプログラムを作動させる機能を備えている。ワンビでは、このセキュリティプラットフォームに注目し、「トラストデリート2.0」と組み合わせることで、従来は不可能だった電源の入っていないパソコンのデータを外部から削除する機能の開発を進めてきた。

 今回、インテル vPro. テクノロジーの機能を利用し、トラストデリート管理サーバーから指定するパソコンを起動して、ハードディスク全体、またはディスク内の指定したファイルを消去することに成功した。これにより、盗まれたパソコンに対するデータ消去の実行精度を大幅に向上できる。この成功を受け同社では、インテル vPro. テクノロジー対応の消去機能を次期トラストデリートシリーズに搭載し、6月に製品版としてリリースする予定。