日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は、CDC Softwareジャパン(CDC社、アニル・ドウィヴェディ代表取締役)とプロセス系製造業向けERPパッケージ「Ross ERP(旧名:i-Renaissance)」の販売代理店契約を締結し、2月26日に販売開始した。価格は、1ユーザー(ID)あたり88万2000円から。

 「Ross ERP」は、化学・食品などのプロセス系製造業に特化したERPパッケージ。日立情報では、プロセス系製造業向け事業の強化を目的として、昨年5月にCDC社と「Ross ERP」の販売で業務提携しており、これにともない、CDC社との販売代理店契約締結とあわせて、「Ross ERP」の日本総代理店である横河ソリューションズ(正田康晴社長)とも「Ross ERP」関連業務の移管手続きを進めてきた。

 今回、CDC社と「Ross ERP」の販売代理店契約を締結するとともに、技術力と業務ノウハウをもった技術者の受け入れについて横河ソリューションズと合意した。また、横河ソリューションズがサポートしてきた「Ross ERP」導入済みの顧客についても、顧客の了承を得た上でCDC社を含めた3社で協議し、運用・保守業務などの移管を順次、進める予定。

 今後、日立情報では「Ross ERP」の販売、構築、運用、保守の一連業務をプロセス系製造業に向けワンストップで提供し、2010年までに累計20億円の売り上げを目指す。さらに、「Ross ERP」最新バージョンの日本語化対応やテンプレートの開発などに加え、VMware製品を活用した仮想化ソリューションとの組み合わせなど、プロセス系製造業に「Ross ERP」を幅広く提供していく方針。