ミラポイントジャパン(湯佐嘉人社長)はメールアーカイブアプライアンスの製品ラインアップを一新した。発売したのはエントリモデルの「Mirapoint RazorSafe200」、ミッドレンジモデルの「同400」、ハイエンドモデル「同6000」の3製品。湯佐社長は「市場の状況を見ると、2年前には企業はメールアーカイブにあまり興味を持っていないような状況だった。だが最近、コンプライアンスや訴訟時のeディスカバリ(電子情報開示)などでメールを保存し、証拠として残すことが不可欠になっている。その影響でアーカイブの導入を真剣に考える企業が増え始めている」と話す。

 前モデルではエントリモデルとミッドレンジモデルの2ラインアップを用意していたが、後者の引き合いが強かった実績から「今回はミッドレンジ以上の『400』と『6000』を中心に拡販する。特に『6000』の引き合いが強いと想定していて、今年200~300台ほどの販売を見込んでいる」(湯佐社長)。

 また、同社の製品を利用して、ASPやアウトソース型のサービスを展開するパートナーも出てきている。「ホステッド型のSaaSもこれからの需要を見込んでいる。今、日本のパートナーでは富士通FIPや、CTC-SPなどとも話をしている」と現状を語った。

 ミラポイントの強みは「アプライアンス」によるコスト削減効果だ。他社の製品と3年間のTCOを比較すると、約4分の1ほどに抑制できるという。米本社のジェフ・ウィトウスCEOは「10年前から顧客にローコストで製品を提供する戦略は変わらない。企業のITプロは当社に注目せずにいられるだろうか」と強調した。(鍋島蓉子)