日立システムアンドサービス(日立システム、三好崇司社長)は3月17日、情報・知識共有基盤「InWeave(インウィーブ)」の機能拡張版「InWeave Collaboration/Standard Edition」と、企業内外の文書の統合検索を実現する「InWeave Search」を3月30日に発売すると発表した。

 「InWeave Collaboration/Standard Edition」は、従来製品の「InWeave Collaboration/Basic Edition」で提供するコラボレーション基盤に加えて、蓄えられた知識の有効活用を支援する知識管理基盤を構築できる製品。構築した知識管理基盤では、利用者ごと、およびすべての利用者を対象に、利用者が蓄積した記事の分析を行い、各記事の特徴的なキーワードを抽出して、出現頻度の高いキーワードと、そのキーワードと同時に使用される関連キーワードを分類する。これらの情報をもとに、利用者がよく使用する注目キーワードのランキングや、おすすめ情報を表示できる。また、参照している記事に類似した記事を検索したり、蓄積された情報をもとにメンバーの人脈ネットワークをビジュアルで表示することも可能となっている。

 なお、「InWeave」のさらなる強化を実現する製品として、InWeaveと他の業務システムとの連携を図る「InWeave Collaboration/Enterprise Edition(仮称)」を、10年3月までに販売開始する予定。

 「InWeave Search」は、同社がこれまで培ってきた全文検索の技術を活用し、企業内外の情報の統合検索と、RSSリーダー機能を実現する製品。おすすめの情報にコメントをつけてメンバー間で共有したり、業務に関係する情報を登録して、新着情報をポータルに表示するといったプッシュ型での利用が可能となっている。また、グループウェア製品(IBM Lotus Notes/Domino)、OracleやMicrosoft SQL ServerなどのリレーショナルDB、ファイルサーバー、インターネットやイントラネットの各種コンテンツなどの情報を検索することができ、今後のエンハンスで検索の対象をさらに拡充していく。

 価格は、「InWeave Collaboration/Standard Edition(100ユーザー)・コラボレーション基盤・知識管理基盤」が126万円。出荷開始は6月29日。「InWeave Search(100ユーザー)・エンタープライズサーチ」が210万円。出荷開始は4月1日。同社では、「InWeave」で、10年度までに200社への販売を目標にしている。