シー・シー・ダブル(CCW、金成葉子社長)は今春、中国江蘇省の江陰市に現地法人を設立する。現在登記手続きを行っている段階で、早ければ4月中にも設立する予定だ。江陰市内を中心に現地企業のシステム構築および運用・保守サービスを手がける計画で、中国市場に進出する。CCWが中国に現地法人を設けるのは今回が初めて。

 新会社の資本金は5000万円で、CCWと江陰市の共同出資で設立する。出資比率はCCWが90%で江陰市が10%。スタート時の従業員数は約20人を予定する。将来的には日本と中国それぞれで出資企業を募って資本金を1億円に増資し、CCWの出資比率を35%まで引き下げる。すでに「中国企業の出資が決まっている」(CCW)という。事業内容は、日本で展開しているシステムの構築や運用・保守サービスで、現地日系企業や中国企業を顧客ターゲットにする。売上目標は、初年度1億円2000万円とした。

 4月上旬に東京都内のホテルで江陰市人民政府が主催したITイベント「中国江陰市IT産業投資説明セミナー」では、CCWの金成社長と江陰市人民政府担当者が新会社設立で調印した。

 江陰市は、コールセンターなど海外企業の誘致に積極的で、さまざまな優遇措置を用意している。今回、CCWは江陰市の企業誘致施策にメリットを感じ、最初の中国進出先として同市を選んだ。(木村剛士)