マカフィーは5月20日、新会長・社長就任につき、記者会見を行った。次期社長には元ジュニパーネットワークス日本法人社長の大須賀雅憲氏、また会長には現マカフィー社長の加藤孝博氏が、6月1日付けでそれぞれ就任する。

 

 加藤孝博次期会長は「(就任当時にくらべ)売上が十数倍、社員も約6倍になった。また(マカフィーの)グローバルの売上構成比のうち日本市場の構成比を約8%まで伸ばすことができた」と10年間を振り返る。

 

 堅調に成長を続けてきた一方で、今後の課題として未達成の目標を挙げる。「一つはグローバルの売上高に占める日本法人の構成比を10%に引き上げること、二つ目は日本トップのセキュリティベンダーになること。さらに今後統合セキュリティ製品で、圧倒的優位に経たなけれければならない。次期社長のもとで達成できる構造を作りたい」とした。

 

 大須賀次期社長はマカフィーを選んだ理由として「10年間、ジュニパーネットワークス日本法人の責任者としてネットワークに深く関与してきた。ネットワークセキュリティは通信インフラの発達で『点から線』『線から面』に進化してきた。昨今は情報漏えい対策など『人間の行動学』を含めた対処が必要で、マカフィーは先進的に人間工学を取り込んだソリューションを持っていた」と話す。日本法人は未達成の課題を抱えているが「課題目標の達成に向かって、勉強しながら社員一同一丸となって努力したい」と意気込んだ。

 

 会見には米マカフィー本社の販売事業部門担当、マイケル・デシーザ・エグゼクティブバイスプレジデントも出席した。デシーザ氏は「(大須賀次期社長は)深いネットワークの知識を持っている。当社はネットワークの分野でも成長を遂げていることから社長として迎え入れるのは自然な流れだった」としてうえで「本社としても加藤氏、大須賀氏に対して適切な人材、予算を提供し、さまざまな目標に対して間違い無く達成できるようサポートして行く」とコメントした。