IDC Japan(竹内正人代表取締役)は6月中旬、2013年までの国内ワークステーション市場規模予測を発表した。

 09年だけでみると、出荷台数が前年比22.6%減の19万2000台、金額では同34.2%減の381億円と予測。ワークステーションの主なユーザー企業である製造業の業績悪化が著しく、IT投資額を大幅に削減する影響が出ることを理由に挙げている。

 市場の回復時期は2010年半ば以降で、来年は今年先送りになったワークステーションの買い替え、新規購入案件が増加するとみている。10年の出荷台数は今年に比べて12.6%増加。11年まで高い成長率を維持するという。

 これらをまとめて算出した08年から13年までの年平均成長率は、台数ベースでプラス1.3%、金額ではマイナス1.2%。13年の市場規模は台数で26万4000台、金額では545億円とみている。

 唐澤正道・サーバーシニアマーケットアナリストは、「ユーザーからの値下げ圧力の高まりと競合激化で、平均単価が大幅に低下する。そのため、13年になっても出荷金額は08年のレベルまで戻らないだろう」と分析している。(木村剛士)