ソフトバンクBB(孫正義社長)は、中小企業向け製品・サービスの展示やセミナー「中小企業活力フォーラム」を開催した。販売代理店を中心に350社程度が来場した。

 「中小企業」とユーザー別に分類したフォーラムの開催は今回が初めて。セキュリティやネットワーク、バックアップ、eラーニングなどの製品・サービスを展示し、「コスト削減」と「業務効率化」をテーマに掲げた。また、中小企業向けという点で、「導入翌日から使える」ことを前提にしたという。

 協賛したメーカーは30社以上。すでに市場投入しているハードやソフト、アプライアンス、サービスに加え、近く提供開始する製品・サービスの展示もあった。ソフトバンクグループのBBソフトが提供している「SoftBank SELECTION」のライセンス販売はその一例だ。まずはPDF関連から、提供開始するという。ソフトバンクBBをディストリビュータに据え、全国網で販売代理店に卸していく予定だ。会場内では、10を超える数のメーカーによるセミナーが開催された。

 来場者は、販売代理店が多かったが、ユーザー企業を同伴してくるケースもあった。ユーザー企業がブースで製品・サービスの説明を受けることによるコミュニケーションの深耕が目的で、商談に結びつけることも狙いとした。そういった事情から、出展メーカーは“翌日から使える”製品・サービスを選定したという。ディストリビュータであるソフトバンクBBがメーカーと販売代理店、ユーザー企業をつなげた同セミナーは、IT業界を活性化させる点でも大きな取り組みだったといえそうだ。(佐相彰彦)