日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は、サーバーの仮想化環境の導入から運用開始までの一連の作業をワンセットで提供する「おてがる仮想化パック」を8月19日に発売した。

 「おてがる仮想化パック」は、10-15台の比較的小規模なサーバー統合に最適なハード、ソフト、ツール類を日立情報が選択し、サーバー統合の事前評価、構築、管理者向けの簡易教育、保守を含めたオールインワンパック。仮想化ソフトには、全世界で現在最も利用実績があるVMwareの製品、サーバーおよびストレージには、高信頼で省電力が特長の日立製作所の製品を使用し、中小規模のサーバー統合や開発環境の統合に最適なチューニングを施している。

 このオールインワンパック製品を利用することで、サーバー統合の事前評価・手配から構築・稼働までを最短3週間で実現でき、10-15台規模のサーバーを2台に統合できる。また、通常のサーバー統合よりも導入コストを低減でき、付属の保守サービス(サーバーは5年間)によって、導入後の運用コストも抑えることができる。このほか、小規模ながら冗長化構成を取っているため、将来的なシステムの拡張にも容易に対応可能となっている。

 さらに、サーバー統合の事前評価として、日立情報のVMware認定技術者が現行サーバーのリソース使用状況を調査・分析してTCO削減効果を測定し、サーバー統合の事前評価と最適な運用方法を提案する「仮想化クリニックサービス」を提供する。これにより、将来のTCO削減とシステム拡張を見据えた最適な仮想化環境の導入計画を立案できる。

 価格は819万円から。同社では、短期間・低コストで仮想化の効果を発揮したい企業・団体の顧客、仮想化システム導入の第一歩としてサーバー統合を手軽に導入・検証したい顧客、レガシーシステムの延命を低コストで図りたい顧客を中心に拡販し、10年までに累計20億円の販売を目指す。