日本SGI(佐藤年成社長)は、省電力型サーバーの「SGI CloudRackファミリー」と「SGI Foundation Rack」、コンテナ型データセンター「SGI ICE Cube」を発売する。

 「SGI Cloud Rackファミリー」は、ワークグループクラスタ向け「CloudRack X2」と上位機種の「CloudRack C2」を揃える。独自の配電テクノロジー「Power XE」で、電力変換時の電源損失が削減でき、99%の配電効率を誇る。

 直流電源方式を採用することで、最大30%の節電効果も期待できるという。また、ファンの回転速度を自動的に調整し最高40度の室温でデータセンターが運用できる機能なども備えた。「CloudRack X2」は標準19インチラックにも収納可能となっている。

 「SGI Foundation Rack」は、奥行きサイズが半分のサーバーを背中合わせに配置する「Back-to-Back」方式を採用し、スペース利用効率を向上させた。このほかネットワークの配線などをすべて前面パネルに配置することで、保守時間を最大75%効率化できるという。

 一方、「SGI ICE Cube」は、サーバーやストレージの最大1540U分の収納スペースを備える。2.44メートル×12.20メートルの標準輸送コンテナに最大容量11ペタバイトのストレージが搭載可能。同社の省電源供給技術や冷却技術で従来型データセンタ―よりも80%の空調設備コストを削減することが可能だという。

 データセンター事業者やクラウドサービス事業者などをメインターゲットに拡販。新規データセンター事業者に、営業・マーケティングの専任部隊をもうけ、企業内クラウドサービスには既存の営業体制で販売していく。流通経路は、ダイレクトセールスとパートナーの2つ。初年度は8億円、今後3年間では40億円の売り上げを目標に掲げている。

「SGI CloudRackファミリー」(左)と「SGI Foundation Rack」(右)