クエスト・ソフトウェアは9月29日、8月1日付で代表取締役社長に山岡英明氏が就任し、日本国内の販売強化を図ると発表した。

 新社長に就任した山岡氏は、米国ブリガムヤング大学数学科卒業後、米国IT系コンサルティングを経て、00年から08年までテストツールベンダーEmpirixの日本法人エンピレックスの副社長を務めていた。この8年間、国内のソフトウェア・テスト市場の拡大をけん引、エンピレックスの販売、技術、マーケティングを統括して売り上げ拡大を図り、年15%以上の売上成長に導いたいう。

 08年6月からは、エンピレックスe-TEST Suite事業のオラクルへの統合にともない、日本オラクル システム事業統括本部System&Application Managementビジネス推進部セールスディレクターに就いていた。山岡氏は、これらの経験に基づいたITに関わる業界および技術について豊富な知識をもつ。

 山岡氏は、新社長就任にあたり、「クエスト・ソフトウェアの製品は、国内の企業情報システムの運用や内部統制の課題解決に大きく貢献できるものと確信しているが、現状では(グローバルと比較して)日本の顧客に十分に利用されているとはいえない。これまでの経験から、米国と日本のIT市場の差異により米国本社の販売戦略をそのまま日本に展開するだけでは国内ユーザーの要望に応えるのは難しいと考えている。これからは、積極的に日本の顧客からの要望を聞き入れ、本社との橋渡しを務め、日本の顧客の視点にたった提案をしていくことで、顧客と強い信頼関係を築いていきたい」とコメントしている。