大手SIerのITホールディングス(ITHD、岡本晋社長)は、中堅SIerのソラン(千年正樹社長)を傘下に収めることでソランと合意した。

(左から)ITホールディングスの岡本晋社長、ソランの千年正樹社長

 株式公開買い付け(TOB)方式で、ITHDによるソランの完全子会社化を念頭に置く。買い付け期間は09年11月13日ー12月15日まで。順調に進めば、ソランは上場廃止になる見通し。

 ITHDは、TISやインテックなどを傘下に持つ大手SIerで、ソランはITHDのグループ会社の1社になる見込み。ITHDの岡本社長は、「ソランのソフトウェア開発力や技術力を高く評価した」とし、ソランの千年社長はITHDグループ入りの理由の1つに「事業規模を大きくすることでグローバル規模の競争に勝ち抜けるようにする」ことを挙げる。両社の昨年度(2009年3月期)の年商の単純合算ベースでは約4000億円に達する。