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ITHD、ソランを傘下に、TOBで完全子会化目指す、年商4000億円規模へ

2009/11/11 21:43

 大手SIerのITホールディングス(ITHD、岡本晋社長)は、中堅SIerのソラン(千年正樹社長)を傘下に収めることでソランと合意した。

(左から)ITホールディングスの岡本晋社長、ソランの千年正樹社長

 株式公開買い付け(TOB)方式で、ITHDによるソランの完全子会社化を念頭に置く。買い付け期間は09年11月13日ー12月15日まで。順調に進めば、ソランは上場廃止になる見通し。

 ITHDは、TISやインテックなどを傘下に持つ大手SIerで、ソランはITHDのグループ会社の1社になる見込み。ITHDの岡本社長は、「ソランのソフトウェア開発力や技術力を高く評価した」とし、ソランの千年社長はITHDグループ入りの理由の1つに「事業規模を大きくすることでグローバル規模の競争に勝ち抜けるようにする」ことを挙げる。両社の昨年度(2009年3月期)の年商の単純合算ベースでは約4000億円に達する。
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外部リンク

ITホールディングス=http://www.itholdings.co.jp/

ソラン=http://www.sorun.co.jp/

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