NTTぷらら(板東浩二社長)は、9月16日、テレビ向け映像配信サービス「ひかりTV(ひかりディービー)」の現状と今後の展開を発表した。あわせて、同日14時、テレビ画面上で買い物ができる「ひかりTVショッピング」を開始した。

 「ひかりTV」は、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線を通じて、家庭のテレビでビデオ・オン・デマンド(VOD)や専門放送などのコンテンツが視聴できるサービス。板東浩二社長は、「2008年3月のスタート後、半年ほど会員数の拡大に苦労したが、その年の秋ごろから伸長が続いている。今年9月末は、前年同期から44万の純増で、120万に達する見込み。このペースを維持していく」と会員数拡大に自信を示した。

「ひかりTVショッピング」では、ひかりTVを快適に利用するための商品として、外付けHDDやサラウンド機器、テレビなど計24点を取り扱う

 10年度(11年3月期)上期は、6月に3Dコンテンツの配信を開始するなど、コンテンツの拡充を図ってきたほか、同社サイトの番組表を通じて、PCや携帯電話、iPadなどからリモート予約ができるなどの機能強化に取り組んできた。下期は、BS放送のIP再送信サービスを10月1日から提供するほか、地上デジタル放送のIP再送信サービスの対応エリアを、現在の17エリアから今年度中に石川県と沖縄県を追加し、19エリアに拡大していく。

 「ひかりTV」は、東芝の55V型「CELL REGZA X1」、37-55V型「REGZA Z1」など35機種、シャープの40-60V型「AQUOS LV3/LX3/LX1」、26-52V型「AQUOS DX3」など48機種と、大型から小型まで対応機種の拡充に取り組んできた。PCは、NEC「VALUESTER Nシリーズ」「VALUESTER Wシリーズ」、東芝「Qosmio G65 シリーズ」「dynabook Qosmio V65 シリーズ」「dynabook TX/CX/EX」が対応しており、今後さらに対応機種を増やしていく。

板東浩二社長は新たなライフスタイルの創造につながるサービスの提供に意欲を示した

 「ひかりTVショッピング」は、まずは「ひかりTVを快適に利用するための商品」(板東浩二社長)として、外付けHDD、サラウンド機器、テレビなど、24点を取り扱う。今後の展開としては、「テレビ通販と組んで、テレビショッピングを視聴しながら注文できるようにしていく」という。今年度中の実現を目指す。

 今年4月に発表した10年度末(2011年3月末)の目標140万会員については、「今のペースなら達成できる」と自信を示し、ショッピング機能などの新たなライフスタイルの創造につながるサービスを提供することで、「コンテンツ市場の拡大にも貢献できるとみている」と述べた。