パッケージソフト開発のビーガル(増田典久代表取締役)は、CADソフト「DynaCAD」のクラウド版を開発し、このほど販売を開始した。「DynaCAD」は、官公庁・地方自治体と土木業者向けの販売に強いCADソフト。初期版は20年ほど前に発売され、10万ライセンスを販売した実績がある。競合製品に比べて低価格なのが特徴で、家電量販店で販売するなど、多様な販路をもつのが強みだ。

 今回のクラウド版は、ネットワークを経由してアプリケーションを利用できる仕組みで、作成したデータは専用のデータセンターに格納する。ラインアップは、通常版、土木業者向け、官公庁向けの3メニュー。価格は通常版の場合、月額5250円。パッケージ版は約15万円で販売している。

 増田代表取締役は、「成熟しているCADソフト市場で、パッケージでは獲得できていないユーザーを新たに獲得するための策」と話している。(木村剛士)