日経BP社は2011年10月12~14日の3日間、東京ビッグサイトでICT関連製品・サービスの総合イベント「ITpro EXPO 2011」を開催する。5回目を迎える今回は、クラウドコンピューティング」や「事業継続」など、日経BP社が定めた六つのテーマごとに会場を区切り、それぞれに適した製品・サービスを紹介するほか、「スマートフォン&タブレット 2011秋」「eドキュメント JAPAN 2011」を同時開催する。前回に続き、総合展と専門展の要素を併せもつ大がかりな内容だ。見込んでいる来場者数は約6万人で、この秋屈指のIT総合イベントになりそうだ。

クラウドなど六つのテーマを設定

 「ITpro EXPO」は、日経BP社が主催するICT製品の総合イベントで、有力ITベンダーが主力製品・サービスを展示するほか、有識者を招いた講演や討論会など、盛りだくさんの内容だ。2008年に初めて開催し、今年で5回目を迎える。IT業界では、秋の名物イベントになりつつある。

 昨年10月に開催した前回は、来場者数は6万2259人、集めたアンケート結果ではユーザー企業が44.5%で、そのほかがIT業界関係者という内訳だった。セミナーの受講者数は2万483人で、出展した企業は203社、小間数は591にも及んだ。規模の大きさが、この数字だけでもわかる。また、アンケート結果では、回答者のうち91.6%が「次回も来場したい」と答えている。今回は、昨年以上の盛り上がりを見せる可能性が高い。

※写真はいずれも昨年に開催されたイベント会場の様子

 「ITpro EXPO 2011」では、ユーザー企業やIT業界関係者の注目が高いとみた分野を六つ設定した。(1)クラウドコンピューティング(2)セキュリティソリューション(3)IT経営(4)セールス&マーケティング(5)ビジュアルコミュニケーション(6)事業継続──で、それぞれに関連する展示とセミナーが用意されている。


 例えば、クラウドコンピューティングでは、クラウドに関連するカテゴリを細分化。「導入、構築サービス」「クラウド基盤サービス」「SaaS」「ハードウェア」などに分けて展示し、わかりやすく旬のテクノロジーを紹介する。また、クラウドに関するセミナーでは、リクルートのMITシステム基盤推進室エグゼクティブマネージャーを務める米谷修氏が、「進化するWebサービスに対するリクルートのクラウド活用への取組み」と題した基調講演を行う。それ以外にも関連するセミナーを揃えた。六つの分野で、キーワードに関わる展示とセッションが、それぞれ設けられている。

 また、今回は前回に引き続き、「eドキュメント JAPAN」が同時開催され、加えて「スマートフォン&タブレット2011秋」も今回は同じ会場と日時で開く。とくにスマートフォンとタブレット端末は、今最も注目のデバイスだけに、多くの来場者を集めるはず。「ITpro EXPO」の集客力を強める要素になるだろう。

 現在の国内のIT産業界で、力がある製品・サービスに触れられる機会であり、有識者の考え、戦略を知り、今後の展開を見据えることができるイベント。ユーザー企業のIT投資を促進する起爆材となりそうだ。


日  時 2011年10月12日(水)~10月14日(金) 10:00~17:30
場  所 東京ビッグサイト(東京・江東区)東4・6展示ホール、会議棟
主  催 日経BP社
後  援 総務省、経済産業省、アメリカ合衆国大使館商務部(予定)
協  力 日本経済新聞社、テレビ東京
入 場 料 2000円(消費税込、事前登録者は無料)
同時開催 「スマートフォン&タブレット 2011秋」「eドキュメント JAPAN 2011」