トーマツ イノベーション(白潟敏朗社長)は、12月5日、主に中小企業を対象とするクラウドベースの目標管理ツール「jogg」の提供を開始した。目標管理をはじめ、タスク管理、報告・連絡・相談、情報共有などができる機能を実装する。PDCA(Plan、Do、Check、Action)管理の習慣化を謳っている。

 トーマツ イノベーションが販売するクラウドベースの目標管理ツール「jogg」のコンセプトは、社員が自ら目標達成のために必要なことを考えて実行する一連の行動を支援するというものだ。社員は、まずウェブ画面で目標内容と達成期日を入力する。そのうえで、目標を達成するためにやるべきことを入力する。上司は、部下の入力内容についてアドバイスを書き込むことができる。前田寛之・新規事業立上げ室長は、「権限設定を使って、ライバル同士の情報を見られるようにすることで、お互いに切磋琢磨できる」と話す。情報は、タイムライン上で更新されるようになっている。進捗状況は週1回チェックシートで確認し、課題があれば対策を検討できる。

 このほか、Facebookの「いいね!」に相当する「グッジョブ!」ボタンを設けており、目標管理の情報に対して周囲が評価する仕組みを整備した。成果を上げた人物に対して、その勲章となるバッジを授与するゲーミフィケーションの考え方も取り入れている。今のところ、あらかじめ用意したバッジしか授与できないが、今後は自由にカスタマイズできるようにする予定だ。

 前田室長は、「『jogg』は、単なるタスク管理ツールとは違う。タスク管理は、仕事の抜け漏れをなくすのにはよいが、目標達成の管理には向かない。仕事をこなすだけで、ムダなことをしている可能性がある」と説明する。

 トーマツ イノベーションは、初年度に500社、3年後には5000社以上の導入を目指す。まずは、同社の既存ユーザー企業を中心に提案活動を進める。価格については、中小企業が導入しやすいように、3人までの無料のトライアルプランを用意する。有料のスタンダードプランは、1社10人までで月額9000円からとなっている。(信澤健太)

「jogg」の操作画面