クラウディアン(太田洋代表取締役)は、同社のオブジェクトストレージソフト「CLOUDIAN HyperStore」を採用したアプライアンス製品やサービスなどのラインアップを拡充した。パートナー制度の「CLOUDIAN HyperStore Readyプログラム」に参加しているITベンダーが開発。参加企業10社のうち、まずは7社が製品・サービスを1月30日に発売した。

 市場では、プライベートとパブリックを組み合わせたハイブリッドクラウドが主流になるとの見方が強く、しかも今後はデータベース化された構造化データよりも、テキストや画像、音声、動画など非構造化データのほうが多くなるといわれている。さまざまな場所に、さまざまな種類のデータが点在する状況のなか、ユーザー企業は大量のデータを保管することができ、しかも柔軟にデータが管理できるオブジェクトストレージに関心を高めつつあることから、クラウディアンはオブジェクトストレージソフトを搭載した製品・サービスの拡充に踏み切った。太田代表取締役は、「オブジェクトストレージをベースとしたアプライアンスやソリューションが充実したことによって、オブジェクトストレージを日本市場で浸透させることができる」と自信をみせている。

 今回、オブジェクトストレージソフトを搭載した製品・サービスの提供を開始したITベンダーは、ACCESS、NECネッツエスアイ、コアマイクロシステムズ、スマートインサイト、トゥモロー・ネット、日立システムズ、ファイルフォースの7社。今回の製品・サービスを導入することで、ユーザー企業は手軽にハイブリッドクラウドサービスを構築することができる。

 このたびのCLOUDIAN Hyper Store Readyプログラムは、世界市場に先駆けて日本で導入した制度。そのため、今後も日本で製品・サービスが増える可能性が高い。本橋信也・取締役COOは、「CLOUDIAN HyperStore Readyプログラムに参加したいというITベンダーが増えている。今年は、多くの製品・サービスが提供できる」としている。(佐相彰彦)

(左から)太田洋代表取締役、本橋信也COO