モバイル端末用の遠隔サポートのツールを提供するRSUPPORT(アールサポート、安千洪代表)は、地方の通信キャリアを開拓するために、ローカル市場に強いシステムインテグレータ(SIer)との提携に取り組む。2月に、画面共有や遠隔操作などができるリモートサポートシステム「RemoteCall Mobile pack for Android 5.0」を投入した。これを商材に、SIerと手を組んで、地方の通信キャリアやMVNO(仮想移動体通信事業者)への納入を目指す。

朴泳植
プロダクツ
マネージャー
 「RemoteCall」は、端末を紛失したり、使い方がわからないユーザーに対して、遠隔からサポートするもの。端末メーカーや通信キャリアが採用し、充実した支援サービスによってユーザーを取り込むためのツールとして活用する。これまで、Android端末をサポートするためには、端末メーカーによるアプリケーション署名が必要で、機種ごとに対応させる必要があった。

 今回の新製品は、2014年11月にリリースされたAndroid OSの最新版「Android 5.0」に実装された技術を採用し、端末メーカーや機種に依存することをなくした。それによって、「すべてのAndroid端末をサポートすることができるようになった」(朴泳植・プロダクツマネージャー)という。販売パートナーにとって製品を売りやすくして、提案活動の活性化につなげる狙いだ。

菅田勝之
セールス
マネージャー
 「RemoteCall」は現在、大手通信キャリアのなかで、NTTドコモが採用している。セールスマネージャーの菅田勝之氏は、「引き続き、KDDIとソフトバンクにも提案しながら、今後は、地方の通信キャリアの開拓に注力する」と方針を語る。そのために、地方に根づいているSIerとの提携に取り組んで、販売網を強化する。(ゼンフ ミシャ)

「RemoteCall」のイメージ画面