チエルとDoctor Web Pacificの2社は、アンチウイルスを中心とするセキュリティ製品「Dr.WEB」についての販売パートナープログラムを1月15日から提供。今年2月の時点で、SIerを中心として30社近くがプログラムに参加しており、提供開始後1年間で計100社が参加することを見込んでいる。販社への支援を強化することで、Dr.WEBの売上高を前年比130%まで引き上げる方針だ。

チエル
赤堀弘和
リーダー
 プログラムでは、100ライセンスから対応する高等教育機関向け包括ライセンスを提供。ライセンスは、学内の端末台数や端末種別に関係なく、学生と教職員数でカウントする。また、技術支援・営業支援・販売促進・ポイント制度の四つの方向から販売パートナーを支援していく。

 チエルの赤堀弘和・首都圏営業部第一営業課課長チャネル営業グループリーダーは、「最近は、教育機関でスマートフォンやタブレット端末を導入する傾向が高まって、ネットワークにつなぐ端末が増えているので、セキュリティをさらに強固なものにする必要がある。そのため、販売パートナーへの支援プログラムを立ち上げて、さまざまな角度から学校への提供を拡大することにした」としている。

 プログラムの開始後、すぐに問い合わせが殺到し、開始から1か月が経過しないうちに30社近くがプログラムに参加。「新規の販売パートナーを獲得することにも成功した」と、赤堀リーダーは手応えを感じている。

Doctor Web Pacific
田崎十悟
部長
 Dr.Webは、グローバルな監視ネットワークで24時間365日、世界中のウイルス・サンプルを収集、新サンプルを発見次第、即時更新する。1時間あたり数回の更新を実施するのが強みだ。Doctor Web Pacificの田崎十悟・営業部部長は、「他社の製品と比べて軽いという点と検知率が高い点で評価を受けている」とアピールする。

 プログラムの参加企業数について、赤堀リーダーは「100社は堅い」と自信をみせる。売上高は、「2013年度(14年3月期)が前年度比280%を果たし、14年度も同様に成長する見通し」という。母数が大きくなっているが、「今年度は130%以上は成長する」(赤堀リーダー)と見込んでいる。(佐相彰彦)