フォースメディア(池田譲治社長)は、5月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催された「第6回教育ITソリューションEXPO」(主催:リード エグジビション ジャパン)に米Newline Interactive(Newline)と共同出展し、新たに取り扱いを開始したNewlineの教育機関向けIT機器を展示した。

 取り扱う商品は、投影用の文書や立体物などを撮影する書画カメラ「TRUCAM」、Android OSを搭載し、指やペンで書き込みなどの操作を加えられる大型液晶ディスプレイ「TRUTOUCH」、ホワイトボード上にプロジェクターで投影した画面をペンで操作できる電子黒板「TRUBOARD」の3シリーズ。

 また、TRUTOUCHの上位製品には、Windows PCやカメラ、マイクなどを内蔵したオール・イン・ワンタイプの機種も用意。他の学校との間を結んだ共同授業・遠隔授業や、外部講師による講義などを本体だけで行える。

 Newlineは北米などグローバル市場で業務用の視聴覚機器を展開するメーカーで、文教市場に強みをもつ。教育機関でニーズの高い書画カメラと電子黒板をセットで提供できることを武器に日本国内でも一定のシェアを獲得していく考え。またフォースメディアでは今後、教育用のアプリケーションを開発するソフトウェアベンダーなどと連携し、機器単体だけでなく教室用の視聴覚ソリューションとしても商品提供を図っていきたいとしている。

 フォースメディアの三上浩一・ビジネス開発部副部長は、「現在、日本の教育IT環境は当初の政府目標と比べても整備が遅れていることから、今後は急速な活性化が起こると期待している」と、文教向けIT機器の取り扱いを本格化した背景を説明する。また、展示会来場者からの反応としては「多くの学校ではコスト面の要求が大きいが、学習塾などからは高機能な製品を求められる」(三上氏)といった傾向があるといい、エントリクラスからハイエンドクラスまで幅広い製品ラインアップをもつNewlineと協業するメリットは大きいと強調した。(日高彰)

Newlineの壁面設置型書画カメラ(右)と書き込み対応の大型ディスプレイ