中国の大手ITサービスプロバイダである中軟国際(CSI、陳宇紅董事局主席兼CEO)は、6月19日、クラウドソーシングプラットフォームである「JointForce」(JF)の商用利用を開始することを発表した。

 CSIの設立は2000年で、得意分野は中国政府向けのSIおよびソフトウェア開発だ。製造、金融、モバイル、テレコム、公共、エネルギーなどの領域で、豊富な実績を有している。

 日本向けの事業は、BPO(Business Process Outsourcing)業務やITO(Information Technology Outsourcing)業務を中心にサービスを提供してきた。現在、中国国内の主要都市、欧米、アジアの計39都市に拠点を構えている。

 2013年からインターネットを従来型の産業に活用することで、革新を図ろうとしてきた。とくに、SMAC(Social、Mobile、Analytical、Cloud)を中核とした分野で、「阿里雲(Aliyun)」、チャイナモバイル、華為技術など、各分野で中国市場を率いる大手企業と戦略提携を行い、実績を上げて、中国IT市場での存在感を確実に高めている。

 CSIのJFは、ITアウトソーシングサービスにインターネットを活用し、ソーシャル要素を取り入れて開発したものだ。プロジェクトの発注から受注、納品、支払いなどの全プロセスをオンラインで処理できる。企業、個人を問わず会員登録が可能で、すでに約4万人のエンジニア、1000社にのぼる企業が会員になっている。(文/鄭麗花)