中国最大のデータセンター(DC)事業者である世紀互聯(21vianet、陳昇董事長兼首席執行官)は、米国のプライベートDCデベロッパー、Server Farm Realty(SFR)と戦略的業務提携することで合意した。両社はDCのインフラとサービス、ネットワーク接続、クラウドコンピューティングおよびICTソリューション関連で、グローバル企業のITインフラ構築と業務発展をサポートしていく。また、世紀互聯はSFRの協力を得て、初の米国DC、US-SV1をシリコンバレーに建設した。

 世紀互聯は1999年に設立された中国最大のDC事業者で、2011年、米ナスダックに上場を果たしている。中国国内のサービス提供企業数は2000社以上で、30都市80か所のDCを運営管理している。

 13年にはマイクロソフトのMicrosoft AzureおよびOffice 365、IBMのマネージド・クラウド・サービスCMS(Cloud Managed Services)を中国市場への導入、運営を開始した。また、14年には、UnisysのクラウドベースのITSM(IT Solutiong Management)を中国で運営開始するなど、積極的にグローバル企業との協業関係を構築してきた。

 世紀互聯の陳昇主席執行官は、「SFRとの提携は、バイリンガル(中国語、英語)対応の運営管理とサポートで、顧客に新たな価値を提供することになるのは間違いない」と、戦略提携による相乗効果をアピールした。(文/鄭麗花)