7月30日、韓国のERP最大手であるDUZON(キム・ヨンウ代表)は、プライベートクラウド向けの新製品「D-Cloud Private Edition 2.0」の発表をきっかけに、すでに安定成長路線に乗っているパブリッククラウドに続き、プライベートクラウド市場の攻略に本格的に取り組んでいる。

 2月27日、同社は2015年第2四半期の決算概況を発表した。売上高は384億ウォン(約42億円)、前年同期比11.5%増、営業利益は67億ウォン(約7億円)で、前年同期比45.6%増を記録した。

 DUZONは、会計ソフトウェア、ERP、IFRSソリューション、グループウェア、税務情報システムを提供する韓国の大手ITサービス・ソリューション会社である。調査会社IDCの調べによると、2014年の韓国ERP市場における企業別市場シェアは、SAP(39.5%)、オラクル(6.5%)、マイクロソフト(3.1%)など欧米勢が強いなか、DUZONは18.6%でSAPに次いでの第2位につけている。

 また、中国、日本にも現地法人を設立しており、韓国企業の中国や日本市場への進出に合わせてITサービス・ソリューションを提供している。とくに中国市場においては、現地に進出している自動車部品メーカー、化粧品メーカーなど600社の韓国企業へのERP導入に成功。「今後、販売実績の分析、管理をはじめとする新しいサービス・ソリューションで、激変する中国市場に対応していきたい」と、同社の中国現地法人のヤン・チャンス総経理が語っている。(文/鄭麗花)