IDC中国(霍錦潔総裁)は、2015年上半期(1~6月)の中国シンクライアント端末市場の調査結果を発表した。これによると、上半期の出荷台数は前年同期比5.1%増の37.9万台。2015年通期の出荷台数は同6.3%増の95万台と予測している。

 業界別では、金融、製造、コールセンター、教育業からの買い付けが好調だった。IDC中国では、とくに各地方政府が、クラウド活用の教育やデジタル図書館に対する投資を拡大していることから、2015年通期の教育市場のシンクライアント端末出荷台数が、前年比50%増の15万台に急拡大すると予測している。

 また、市場シェアは、依然として升騰(Centerm)がトップの座につけている。今後はシンクライアント端末の仮想化導入が進むため、ITベンダーはソリューションとしての提案力が、シェア拡大の鍵になるとIDC中国は分析している。(真鍋武)