山田裕貴
営業部長
 同社は2009年に設立して以来、日本向けオフショア開発を主要事業として展開してきた。日本本社は、オンライン金融サービスを手がけるSBIグループの情報システム会社で、グループ会社や証券会社などの金融機関に対してITサービスを提供している。約50人の従業員を抱える都瑛軟件開発服務(大連)も、金融業務に精通したエンジニアを要している。

 今回、事業規模拡大を目的に立ち上げた営業部門では、日本向けには金融業に対してシステム開発を提案。業務に精通したエンジニアと上海や北京と比べて安価な人件費を強みに打ち出し、案件獲得を目指す。

 一方、中国向けにはシステム開発のほか、Robo-Work!/Job-Robo!などのソフトウェアを提供する。Robo-Work!/Job-Robo!は、データエントリーなどの大量で定型的な業務をシステム上に登録することで自動化できる製品。大連など、中国ではBPOを手がける日系企業が多いことから、“BPO自動化”の切り口で提案していく。山田裕貴営業部長は、「金融業向けのシステム開発案件を安定して獲得できるようになるには、時間がかかるとみている。まずは、ドアノックツールとしてRobo-Work!/Job-Robo!などを提案し、その後の開発案件につなげたい」と説明する。(真鍋武)